福岡県ストーカー件数急増について
投稿日:2024.10.13
最終更新日:2024/10/13
去年1年間に福岡県警に寄せられたストーカーに関する相談は1400件あまりと全国で2番目に多くなり、警察は、重大事件の発生を防ぐため、被害者の安全確保とともにカウンセリングなどの加害者対策に引き続き力を入れることにしています。
県警察本部のまとめによりますと、去年1年間に寄せられたストーカーに関する相談は、前の年(R4)を78件上回る1429件でした。
去年の県警へのストーカー相談件数1400件余 全国2番目
福岡県はストーカーに関する相談件数がおととしまで4年連続で全国最多で、去年は警視庁管内に次いで全国で2番目に多く、引き続き高い水準となっています。
また、ストーカー規制法に基づきつきまといなどの行為を禁止する「禁止命令」を出したケースは、129件でした。
去年1月、JR博多駅近くで起きた事件では殺人などの罪で起訴されている被告が、「禁止命令」を出される中で元交際相手の女性への犯行に及んだとみられていて、重大事件の発生をどう防ぐかが課題となっています。
このため警察は、被害者の安全確保とともに加害者への対策にも力を入れていて6年前(H30)からは専門家によるカウンセリングを3回まで公費負担で受けられる取り組みを進めています。
ただ、去年、対象になった233人のうち医療機関の受診やカウンセリングにつながったのはおよそ2割にとどまっていて、警察は、加害者対策の実効性の向上をはかりたいとしています。
ストーカー規制法による規制の対象
あなたに対する恋愛などの感情やそれが満たされなかったことに対してあなたやあなたの身近な人(配偶者、親族など)に次の行為を行うこと
つきまとい、待ち伏せ、見張り・うろつき、押し掛け
監視していると告げる行為
面会・交際等の要求
乱暴な言動
無言電話、連続電話・SNS等
汚物などの送付
名誉を傷つける
性的羞恥心の侵害
つきまとい等をあなたやあなたの身近な人に対して繰り返し行うこと。
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